27日の建設常任委員会に、高架遊歩道の凍結を延長する方針が説明された。07年度には、交通結節点事業としても合理性のあるバスの駐車場など平面部分の整備をすすめ、高架部分は、10~20年後に財政状況や平面整備の投資効果を検討し着工の是非を判断するというもの。
日本共産党は、02年の市長選挙で、幅広い市民のみなさんと市長候補を立てて、大型プロジェクト中心の市政運営を批判し、土佐橋高架遊歩道の中止をもとめてたたかいました。その後も、市議会選挙、議会での論戦、署名運動と陳情、アンケート活動にとりくんできました。一度決まって大型事業が、事実上見直しをされるという点でも、市民のたたかいが、市政を動かした成果ではないでしょうか。
日本共産党のとりくみの経過
◆02.秋 市長選挙 「みんなの会」の候補が、中止を訴えて、高架遊歩道の問題をクローズアップする
◆03.3.月市議会 日本共産党 計画凍結の修正案
松尾市長は、市民の強い反発を受け一時、「事業の見直しもある」というスタンスを示していましたが、平成15年度一般会計当初予算に、この計画の実施設計費など5500万円を計上し1年かけて「市民に理解を得るために検討する」という立場をとりました。
24日の建設常任委員会では日本共産党の下本文雄議員が「経済効果を明らかにできず、利用人数すら予測できない粗雑な計画。ないよりあったほうがましという程度で実施設計を認めることはできない。将来にわたってすべてダメという立場ではない。今年度設計をカットし、市民の理解が求められず、投資に見合う効果がないと判断した時に2階部分を中止することを求める」と計画を凍結する修正案を提案。27日の本会議でも同様の提案を行いました。
委員会採決では岡崎洋一郎(新風クラブ)、公明党(久保昭一、尾崎武志)、安岡保(市民連合)、戸田二郎(自民党)の反対で修正案が否決。修正案には日本共産党、みどりの会、市民連合の一部の委員が賛成。
当時の地元紙は「公明党が『観光振興などに効果が見込め、執行部も市民の意見を反映させる姿勢を見せている』と反対」と報じました。27日の議会最終日、本会議にも日本共産党は同じ修正案を提案。みどりの会、市民連合の一部などが賛成しましたが、公明党、新風クラブの反対で否決。
◆ 03.4月 市議選 日本共産党「高架遊歩道中止」をもとめて選挙をたたかう/03年度、毎議会で土佐橋問題を追及
◆ 03.5月 市議団 かるぽーと利用者にアンケートを実施
◆ 03.12月議会に、署名運動にとりくみ、中止を求める陳情を提出
・「税金の使い道を福祉・教育・生活優先に,「高架遊歩道」計画の中止を求めることについて」を陳情
・建設常任委員会で継続審査に
このときの執行部の説明…3月議会に計画どおりやり抜く決意を示せということで,高知の玄関ということで,重要な拠点であるということで進めていくという答弁をした。新しい市長もコスト,また平準化を図りながら,やはり中心の顔として必要な施設であるということで説明している。
◆ 04.1.7 市議団が予算要求で、高架遊歩道の凍結求める
岡崎市長「批判の意見のあることは承知しているが、予算の圧縮を図りながらも進めることになる」と回答。
◆ 04.2.16 高知市「財政非常事態宣言」 高架遊歩道の2年間凍結を発表
◆ 04.2.18 建設常任委員会 陳情不採択に
◆ 04年 3月、9月、12月議会で、凍結、中止を求める
.9月市議会では、岡崎市長は、凍結中の土佐橋遊歩道について「重要な交通の結節点として必要。平成19年度から本体工事に着手する」と答弁
◆ 05.1.7 市議団が予算要求 「平面整備の検討を」に「むつかしい」と答弁
岡崎市長は「平面整備も検討したが難しい」とし、その理由として「かるぽーとは利便性が悪いが、それは二階から入るようになっており、その解決のためにも高架が必要」と説得力ない説明をしました。
◆ 05.3月議会 岡崎市長「
岡崎市長は過去の財政運営について「反省すべき」とした日本共産党議員の質問に対し、「結果的に想定以上に歳入が落ち込み財政危機をむかえているので、財政収支の見通しが不十分であったことを率直に反省する」と述べる。
◆ 06.1.5 市議団の予算要望 平面整備などを要求
◆ 06.4.27 高架部分の建設の10年以上の凍結を発表
最近のコメント