小西砂千夫教授 行革特別委で「忍の一字」と指摘
◆「忍の一字」と指摘/国の再建法で高知市はどうなる
「借金が4300億円、きついなー、新たな借金をせずに“忍”の一字ですなー」
関西学院大学の小西砂千夫教授を招いての財政の学習会で、高知市の財政の現状についての感想です。
新たな借金をしなければというところがミソで、これから180億円もの新市まちづくり計画のみなおしを提言している日本共産党市議団の認識とも一致します。
◆再建法にひっかかるか
国は、この6月に自治体の再建法(財政健全化法)をつくりました。破産しそうな自治体は、国が管理するというのです。「ズバリ高知市は再建法にひっかかるかどうか」との質問に、「まあ、このへんですなー」と健全段階と是正措置の必要な段階のギリギリ健全側を指差します。
国は、どの自治体を再建法の適用下におくかを決める指標を12月に発表することにしています。その代表的な指標が「連結実質赤字比率」といわれるものです。 あの夕張市がマイナス360%で別格ですが、和歌山市のマイナス31%、観音寺市のマイナス16%などが悪い自治体として報道されています。
これらの自治体の多くは、今後この数値が改善するとされ、法の適用が始まる2年後には健全化するといわれています。一方、高知市は、現在はマイナス10%にたっしていませんが、今後、5年後のピークまでさらに悪化していく可能性があります。しかし、小西先生も指摘していましたが、手の打ちようがない段階ではありません。ここ数年、新たな借金を我慢していけば収支の改善に向かいます。
◆暮らしを守る政策と財政再建は両立できます
だからこそ、今、大型事業に待ったをかけることが大事で、その財源を、借金返済とともに、暮らしを守る施策、例えば、岡崎市長が示唆している国保の値上げや就学援助の後退をしないことをはじめとした施策にもまわせます。
11月25日は市長選挙です。松尾前市政からの流れの切り替えることが問われています。
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